Minoura Japan – M20-V

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M20-V ミニマグ

ミニベロロードに照準を合わせたVシリーズ版ミニマグ

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ミニベロロード用トレーナー

ミニベロとは17〜20インチの小径ホイールを装備した自転車のことで,多くの場合コンパクトに収納できる折り畳み車のことを指します。一般的にこの「ミニベロ」カテゴリーの20インチホイールは「406サイズ」と呼ばれる小さい方のホイールになります。
これに対して「ミニベロロード」と呼ばれるピュアレーシング志向の小径スポーツ車のカテゴリーもあります。こちらの方の20インチホイールは,同じ「20インチ」でもリム外径の異なる「451サイズ」と呼ばれる,およそ22インチに相当するサイズの大きいホイールになり,ロードのような細いタイヤと組み合わせて使用されます。

通常のトレーナーは26インチ〜700cに合わせたフレームサイズとしているため,ミニベロ・ミニベロロードともそのようなトレーナーに装着すると,後輪だけがやたらと持ち上がった非常に不自然な姿勢になってしまいます。またこの状態で無理矢理自転車の水平を保とうと前輪の下に分厚いブロックなどを挟むとなると,全体が高くなりすぎて不安定になってしまいますし,いざ脚を着こうとしても爪先が床に届かないということにもなります。
この問題を解決するには,やはりミニベロ専用のフレームを持ったトレーナーが必要です。

M20-Vはこのどちらにも使用することができますが,主に451サイズのミニベロロードをターゲットとした,よりリアルなペダルフィールを狙った本格的トレーナーとしています。

m20d_bike.jpgミニベロ(406サイズ)とM20-D

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M20-Vの負荷装置

よりリアルなペダルフィールを求めて,M20-Vは上位機種であるV130と同じ仮想重量1.5kgのフライホイールを持つVシリーズの負荷装置を装備しています。
これはベースモデルとなるM20-Dと比較して2.5倍も重いフライホイールであり,またネオジム磁石の採用により24%も強い460ワット(時速40km時)のパワーを発揮します。

3段階しか負荷調整ができないM20-Dに対し,M20-Vでは負荷は手元のリモコンレバーで7段階に調節できます。
またVシリーズの大きな特徴として,7段階ある負荷調整レンジのそれぞれにおいて均等なパワー差になるよう設計されているため,トレーニング目的に合ったぴったりの負荷レベルが得やすくなっています。

専用U字型フレームと,クイック式ハブクランプ

M20シリーズでは,新Mシリーズに採用されているU字型フレームを小径ホイールに合わせて短くカットし,さらにそのような高重心な姿であっても十分な安定を保つよう通常モデルよりも脚の開き角度を広げる設計としています。

自転車を保持するため後輪のハブ軸を左右からクランプするカップリングの操作方法は,新Mシリーズと共通の便利なクイックレバー式に変更されています。
これによりすばやく自転車をトレーナーから取り外して外に持ち出せる,あるいは外出先から戻ってきた自転車をすばやくトレーナーに装着してトレーニングを開始することができます。

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M20-Vのリモコンシフター

ハンドルバー上に装着されたリモコンシフターを使って,M20-Vはその負荷量を7段階に調節することができます。
レバーは少ない力でも回しやすい大型のウィングタイプで,M20-Vでは白色レバータイプのものを採用しています。

マイナーチェンジ前は赤色レバーを採用していましたが,機能に差はありません。

リモコンシフターはワンタッチで脱着できるようクイックリリース式のバンドを備えています。
従来のリモコンシフターのクランプは樹脂や金属でできていたため円形断面の場所にしか取り付けられませんでしたが,このタイプではフレキシブルな布バンドを採用することで,異形断面のエアロ形状のハンドルバーやステムなどにもフィットします。

ワットマスター対応

M20-VはV130と同じ負荷装置を装備しているため,トレーニング中のおおよそのワット出力・速度・ケイデンス・時間・距離が分かるトレーナー用コンピュータ「ワットマスター」に対応しています。
実在のコースをシミュレートしてみたり,あなた自身が創り出したコースを記憶させて,繰り返し走ることにより,目標を持ったトレーニングを行なうことができます。

屋内トレーニング用だけでなく,路上走行においては通常のサイクルコンピュータとしても使用できます。

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ライブ・トレーニング対応

お持ちのiPhoneとトレーナーとを連動させて、速度・ケイデンス・心拍数などのトレーニング状況をモニタしたり、画面上に表示されるコースを走行できる「ライブ・トレーニング」に対応しています。

姉妹アプリの「ライブ・サイクリング」を使えば、iPhoneのGPS機能を使って、実走しているコースを逐次記録し、そのコースそのものをトレーナー上でシミュレートすることもできます。

ライブ・トレーニングを楽しむには、iPhone上でApp Storeからソフトをダウンロードするほか、別途信号送受信用の専用ドングルである「フィジカ・キー」や、ANT+規格対応のスピード・ケイデンスセンサや心拍測定チェストバンドが必要です。

詳しくはライブ・トレーニングのページをご参照ください。

スペック

製品コード
400-1776-00
負荷調整
リモコン式7段階
フライホイール重量
1.5kg
適合タイヤサイズ
17x1-1/4(ETRTO 32-369)〜20x1-1/8(ETRTO 28-451)
20インチは406/451の両サイズに対応(ただし上限サイズ制限あり)
適合リアハブ幅
120〜145mm(オーバーロックナット寸法。BMXにはオプションで対応)
設置時寸法
W 580 x D 290 x H 300 mm
脚直径
29mm
本体重量
6.0kg
最大荷重
120kgまで(自転車含む)
付属品
取扱説明書,マグライザー,専用クイックレリーズ,製品保証規定カード
価格
27,700円(税込み)
品質保証期間
1年

注意・制限事項

注意していただきたいこと

  • 20インチホイールで使用する場合は,すべてのタイヤサイズに適合しているわけではありません。適合サイズには上限がありますので,使用する自転車のタイヤが20x1-1/8(ETRTO 28-451)よりも小さいサイズであることをまず確認してください。
  • 負荷装置は使用することで高温となります。トレーニング中やトレーニング終了後15分間は負荷装置に触れないでください。
  • 回転しているフライホイールや車輪に巻き込まれると怪我をしますので,これらには絶対に触れない,また触れさせないようにしてください。特に小さなお子様やペットには注意してください。
  • カップリングは付属のクイックレリーズにのみ対応する形状にしてあります。ご自身のクイックレリーズは使用できません。必ず交換してください。
  • BMXでは後輪のオーバーロックナット寸法が110mmと一般よりも狭いため,左側カップリングを別売の延長された「ピスト用カップリングボルト」に交換する必要があります。
  • ハブを左右から挟み込む構造のため,内装変速機が装備されたハブでは使用できません。
  • M20-Vにはフットペダルは装備されていません。一般的なノブボルト式です。
  • リモコン式負荷調整をマニュアルレバー式に改造することはできません。
  • New 小径車は26インチや700cに比べ,同じ踏み込み力でも車輪の駆動トルクが大きくなります。そのため急加速やもがきを続けますとドライブローラーが磨耗しやすくなってしまいます。徐々にスピードを上げること,ケイデンスを高めすぎないことに留意してご使用ください。
  • New 20 x 1-1/8サイズ(ETRTO 28-451)で使用する場合は,負荷装置と取付板との間に挟んであるゴム板を取り外してください。タイヤが負荷装置の樹脂部分に接触してしまう恐れがあります。

オプション

快適にトレーニングしていただくためのオプション品

収納バッグ
レース会場などへトレーナーと身の回り品を一緒に運べるパッド入りバッグDoticon_grn_Right.png
トレーニングマット2
床を汚れや傷から防止すると同時に,床への振動を最大75%カットするフロアマットDoticon_grn_Right.png
追加補助パッド
トレーナーの脚の下に敷くだけで床への振動を抑える10cm角のパッド4枚組みDoticon_grn_Right.png
セーフティネット2
トレーニング中にかく塩分を含んだ汗から車体を保護するプロテクタDoticon_grn_Right.png
ピスト用左側カップリングボルト
通常よりハブ幅の狭いピストやBMXで使用するための交換用ロング左側カップリングボルトDoticon_grn_Right.png
ワットマスター
自分がどれだけのパワーでトレーニングしているかが分かるワット表示付きコンピュータ。Vシリーズ専用。屋外使用可能。負荷早見表「パワーチェッカー」付きDoticon_grn_Right.png

仕様変更履歴

リモコンシフター(ver.1→1.1)
 レバー色を赤色から白色に変更(2011年1月出荷分より)
ノブボルト用ナット別体化(ver.1.1→1.2)
 加圧調整ノブボルトをねじ込むナットを,フレーム一体式から別体式に変更(2012年2月出荷分より)

データダウンロード

専用ページへジャンプ Doticon_grn_Right.png

リモコン操作1

Lレンジにセットできない

リモコンシフターをいっぱいに捻ってもLレンジに入らず,勝手に1レンジに戻ってしまうことがあります。これはリモコンケーブルの遊び調整が適切に行なわれていない(ケーブルが短すぎる)ためです。

まずはリモコンケーブルの取り回しができるだけまっすぐになるよう調整してください。ケーブルの特性として,丸めれば丸めるほどインナーケーブルを引っ張って短くしてしまいます。ケーブルを曲げるときはできるだけ大きな半径で曲げるようにしてください。

これで解消しない場合は,リモコンシフターを「L」を超えて,さらにあと30度ほどねじってみます。これで少しケーブルを伸ばす(正確に言うとアウターを縮める)ことができるため,ほとんどの場合これで解消します。

あまり強く捻りすぎると樹脂ケース内部の部品を壊してしまうので注意してください。

それでも解消しない場合は,ケーブル根本にある調整ボルトを少し緩めます。
シフターを「H」レンジにし,できるだけまっすぐケーブルを伸ばした状態で,負荷装置からケーブルが出ている部分の黒い樹脂キャップを抜き取り,内部にある調整ボルトのナットの位置を確認します。
もしナットがボルトの頭から離れているようであれば,少しその間隔を詰めてください。

以上のことを行なっても解消しない場合はケーブルの交換が必要です。お買い求めになったショップにご相談ください。

リモコン操作2

Hレンジにセットすると「カツン」という音がする

リモコンケーブルによって動かされている磁石が樹脂ケースに当たる音です。異常ではありません。
気になる方は,ケーブルの調整ボルトを調節してケーブルを少し張り気味にすると解消します。ただしそうするとLレンジに入りにくくなってくるので注意してください。

リモコン操作3

漕いでいると勝手にレバーがH側に戻ってしまう

リモコンシフターの動作力(保持力)を調整しているのは,シフター中央にあるボルトの締め付け具合です。
弊社の磁石式負荷装置はその構造上,どうしても磁石同士が引きつけ合うH側に行こうとする傾向があります。このときシフターのボルトが緩んでいるとそのポジションを維持できず,勝手にH側に1段か2段動いていってしまうことがあります。
この問題を解決するには,4ミリ六角レンチで中央のボルトを少しだけ締め込めば直ります。
しかし締め込みすぎるとシフター自体の動きが非常に渋くなってしまうため,適度に調節してください。

リモコン操作4

シフターを操作しても負荷が変化しない

リモコンシフターからケーブルが外れてしまっていませんか?
もし外れていたら,まずシフターをHの位置にセットし,アウターケーブルを強く引っ張ったままシフターの孔の中に挿入してください。

ケーブルの弛み

シフターを操作してもケーブルが弛むだけで負荷が変化しない

フライホイールと負荷装置ケースとの隙間から見ていただければお分かりになるように,負荷装置内部では磁石板がケーブルに引っ張られることでその位置を変え,負荷を変化させます。
非常に残念なことに,一部のユニットにおいてはケーブルエンドが接続されている金具がその台座からわずかに浮いてしまっているため,ケーブルをいっぱいに引っ張った位置(L付近)では隣接する樹脂の隔壁と接触してしまい,その位置で引っかかって止まってしまうことがあります。
またそこからもう一度レバーをH側に動かすと,ケーブルだけが弛んでしまったり,最悪の場合シフターからケーブルが外れてしまうことになります。

浮いている金具を正規の位置に押し込んでやることで解決するのですが,負荷装置の分解は弊社で行なうこととしておりますので,お手数をおかけしますが,不具合のある負荷装置のみを(フレームは返却不要です)弊社までお送りください。

ブロンプトン New

ブロンプトンで使えますか?

ブロンプトンは16インチのため,残念ながらM20シリーズを含むすべての弊社トレーナーで使用不可能です。
BD-1(18インチ)やモールトン(17インチ)などはM20シリーズでなら使用可能です(その他のモデルでは使用不可能)。