トップメッセージ

おかげさまで80周年


代表取締役・箕浦浩二

 2013年、弊社は創業80周年を迎えることができました。ひとえに、MINOURA 製品をご愛顧いただける、多くの国内外ユーザー、ご協力いただける多くのメーカー/問屋/商社/協力工場のご支援により、永きにわたり自転車業界にたずさわってこれたことを心より感謝いたします。

 創業当時は輸出向けキャリア・スタンドの生産からスタートし、第二次大戦後に輸出/国内完成車向けのキャリア・スタンドのOEM(相手先ブランド供給)生産を経て、50年の節目にオリジナルブランド"MINOURA"での自転車用品開発をはじめました。当時自転車文化は、海外の方がはるかに進んでおり、多くの優れた外国製品を参考にし、MINOURAらしいアイデアを組み込み、取り扱いしやすく、誰もが購入できる販売価格での製品作りに取り組みました。最初にルーフキャリアや自転車の組立て調整用ワークスタンドからはじまり、次第にボトルケージなどのアクセサリー関係小物展示用什器、そして1982年には初めてトレーニング用三本ローラーを開発するに至りました。

 1988年固定式トレーナーに世界初の永久磁石を使ったMAGTURBOを開発し国際特許を取得。その後25年に渡り、MAG方式にこだわり、市場やレースから得られる多くのフィードバックを元に改良を加え、現在では世界一静かで取扱いしやすい"LiveRideシリーズ"へと進化しています。

 MINOURAは、日夜世界中のトレーナーおよび自転車関連用品の情報を取り入れ、Made in Japanの名に恥じないものづくりに取り組んでいます。自転車の使用環境は、この十数年で大きく激変してきていますが、これからも"あっ、なるほど!"と納得していただける製品開発を継続すべく、製品の企画開発部門の充実に取り組んでまいります。

 今後とも、引き続き MINOURA 製品のご愛顧を賜りますよう、末筆ながらお願い申し上げます。

代表取締役箕浦浩二サイン